なるほど! 暮らしと住まいの知恵袋

ホームパーティーで使える!ケータリングサービスのススメ

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ケータリングとは、プロが自宅や職場にきて、お料理の提供やパーティー会場のセッティングなどを行ってくれるサービスのことです。ケータリング業者や規模によっても様々な形態がありますので、ご自宅での開催に適したサービスを選ぶことが大切です。

【監修】伊藤璃帆子 (Rihoko ITOH)

シニアになると、自由な時間ができる反面、外出するのが億劫になってくる方も多く、友人と過ごす時間が減ってしまいがちです。しかし、人との繋がりはかけがえのない財産ですから、できれば何歳になっても顔を見合わせ、語らう時間を持ち続けたいものです。
外出がつらい場合は、自宅に人を呼んでしまうのもひとつの方法。「たまには、顔を見にきてください」とみんなに甘えてしまえば良いのです。
そうして、ゲストが来てくれたからには、十分にもてなしたいところですが、その準備がまた億劫ですから困ったもの。そこで、今回おすすめするのが、ケータリングというサービスです。
いま、流行りのケータリングとは何か、活用ポイントを含めてご紹介していきます。

ケータリングって何?

ケータリングとは、プロが自宅や職場にきて、お料理の提供やパーティー会場のセッティングなどを行ってくれるサービスのことです。撮影現場や企業のパーティーなどに用いられるイメージがあるかもしれませんが、一般のご家庭で利用することも可能です。
ケータリングを利用すれば、ホームパーティーでご自身が準備することはほとんどありません。人数と希望を伝えるだけで、普段利用している場所で、気軽にパーティーを開催することができます。
ただし、ケータリング業者や規模によっても、さまざまな形態がありますので、ご自宅での開催に適したサービスを選ぶことが大切です。

会場の装花、人員など、すべてセッティングしてくれる大規模タイプ

本来の「ケータリング」というのは、会場までスタッフが来て、調理はもちろん、装飾やゴミの始末までをすべておこなうサービスです。出張料理などのパフォーマンスがある場合は、追加のコストがかかるケースもあります。数十人〜数百人規模まで対応。お祝い事などで大勢くる場合などに便利です。
カジュアルなホームパーティーではそこまでしてもらう必要がないのでしたら、次に紹介するタイプがおすすめです。

お料理だけの小規模対応デリバリーサービス

ご自宅というプライベートスペースに適しているのはこちら。小規模人数でも対応する、お料理だけをデリバリーしてくれるタイプです。ゴミ処理や現場調理などはご自身で行う必要がありますが、仲間内で小さなパーティーを開催したい場合に適しています。

出張料理人サービス

最近はライブ感を重視したケータリングも話題となっていて、代表的なもののひとつに出張寿司があります。出張寿司とは、自宅などで職人さんがお寿司を握ってくれるサービスのこと。目の前で握ってくれるので、お店にいるような感覚でお寿司を楽しむことができます。
お寿司以外にも、ローストビーフカットサービスや揚げたて天ぷらなど、臨場感あふれるパフォーマンスを織り込んだケータリングもあります。
場を盛り上げることに重点を置きたい場合は、利用してみてはいかがでしょうか。

出張料理人サービス例

幅広いジャンルからシェフを選べる!PRIME CHEF

PRIME CHEFとは、あなたにぴったりな出張シェフが見つかり、自宅やご指定の場所へ出張料理を依頼できるサービスです。
高級レストランやケータリングで活躍するプロのシェフにご登録頂いており、食材の調理・盛り付けから料理の提供、後片付けまでシェフが対応します。
価格帯:1名2,000円〜、2名分〜

シェフのフルコースをご自宅で!マイシェフ

"MyChef(マイシェフ)は、個人向けのリーズナブルな出張シェフサービスです。
注文を頂いた担当シェフが「みなさまのご自宅に出張し」「お値打ち価格で」「本格的で美味しい料理を」お作りし、自宅ママ会/ホームパーティーの場にご提供します。
価格帯:1名5,000〜7,000円、4〜8名分

寿司職人が自宅に!すしの美登利

「梅丘 寿司の美登利総本店」の出張にぎりは、厳選した食材と熟練の職人をお客様の元までお届けする寿司LIVEケータリングサービスです。
6名以上、価格帯はエリアにより異なる。

美術家が手がけるフードアートユニットMerry Laughter

筆者が手掛けているケータリンサービスで、60か国以上の豊富なレシピから、特別な日を彩る食事を提供しています。みんなで食べるから美味しい。対話と笑顔が生まれるフードアートの世界を提案するアーティストユニットでもあり、その時々に合わせた演出やオプションで装花や、写真撮影なども承っています。
価格帯:1名5,000円〜 出張料理は10名〜

ゲストの好みに合わせて料理を選ぶ

ケータリングで提供される料理のバリエーションは年々豊富になっています。和・洋・中はもちろん、ベジタリアンやヴィーガンに対応した食事を提供してくれるところもあるので、ゲストの好みや食習慣に合わせられるのも魅力のひとつ。オーダーメイド感覚でパーティーを計画することが可能です。
例えば、開催場所のスペースに合わせて立食スタイルに対応したフィンガーフードだけで構成してもらったり、「ワイン愛好者の集いにぴったりの料理を中心にして欲しい」などのリクエストに対応してくれることも。
そのほか、ヨガ仲間の集まりなど美意識の高い女性向けには、有機野菜をふんだんに使ったケータリングやマクロビオティックのメニューで構成されたケータリングなどもおすすめです。色鮮やかな野菜で美味しいものを少しずつ食べられる料理は、インスタ映えも良く、目の肥えた女性には最適ではないでしょうか。

ゲストの動線を考える

自宅でケータリングを活用する場合、ゲストの動線に少し気を配るだけで、パーティー会場をより快適な空間にすることができます。お料理はケータリングで楽にした分、少しだけ頑張りたいところです。

カトラリー、お皿などはわかりやすい場所に

お皿やペーパーナプキン、カトラリー(フォーク、ナイフ、スプーン)などは一カ所にまとめて多めにおいておくと、ゲストにわかりやすく、自分自身の準備の手間も省けます。

グラスに目印を

立席パーティーの場合、自分のグラスがどれなのかわからなくなることがあります。グラスマーカーを渡しておくと、パーティーの最中にグラスが迷子になる心配がありません。色違いのリボンなどを用意しても良いでしょう。

ゴミ箱の場所

ホームパーティーの際、案外ゲストが迷うのが、ちょっとしたゴミや空き缶の処理。ゴミ箱は、廊下などのわかりやすい場所に大きめの箱を準備しておきましょう。都度、主催者に声をかけることなく捨てることができます。

割り勘で気兼ねなく

ホームパーティーは主催側だけでなく、ゲスト側も何かと気を使うものです。
「手みやげや飲み物は持っていった方がいいのか」など、余計な気苦労をかけてしまいかねません。
特に、ケータリングを利用する場合に気になるのが料金のこと。気のおけない友人の集まりならば、お店で飲食するのと同様に、割り勘にしてしまえば双方気楽です。「お料理はケータリングするので、1人●円ずつ。あとは、飲み物は各自持参で」など、事前に共有しておきましょう。
会費や手みやげの話を事前にするのは気が引けるかもしれませんが、ゲストの多くは気持ちよいフェアなやりとりを望んでいます。参加した全員が、心からその場を楽しみ、次回もまた開催してほしいと思えるパーティーが理想です。

監修

伊藤璃帆子 (Rihoko ITOH)

美術家。東京都在住。
編集、執筆、写真撮影、イラスト、フードスタイリング等を手がける。
日常使いのアイテムをちょっと良いものに変えてみませんか。
暮らしや家事にまつわるアイデアを厳選してご紹介していきたいと思っています。